Harada's diary

はらだの日記です

銀行でお金をおろしてお金を取らないまま出てしまう僕。

おはようございます!

朝日記にして3日目。
8時にアラームが鳴り、一度起き上がってトイレに行ったり水を飲み行ったりしましたが結局もう一度寝ました。
また9時半になって起きて、コーヒーを淹れて今日記を書いています。
少しずつ起きる時間が短くなってきているのと、朝起きる気持ちよさを感じてきています。
最終的に毎日朝8時に起きてしまう体になるといいです。

昨日はお母さんとランチをしました。
僕がおとといお誕生日だということで誘ってくれたのです。
車でバーミヤンに行ってラーメンを食べました。
小学生の時に通っていたサッカークラブの友達家族大勢とここに来たことがあって思い出しました。
5年程の1人暮らしの期間を経て、実家に帰って1年半。
実家に帰って地元を感じるといろんなことを思い出します。
東久留米という東京の西側の地域はとっても長閑でまだ田舎の雰囲気があります。
基本的な風景はほとんど変わっていません。
僕が昨日行ったバーミヤンもかなり古くなっていました。
僕が小学生の頃からあるんだから、もう20年以上はあるだろう。
都会なら飲食店で20年も同じようにやっているのは珍しいでしょう。

最早、ここは老舗のバーミヤンです。

そんなずっと変わらない東久留米が好きです。
都会ではないだろう風景があります。
ガッタガタでコンクリートがボコボコになっている道。
雑草がボーボーで何の舗装もされていない謎のスペース。
お客さんが出入りしているのを見たことがない、ほこりをかぶったトイレットペーパーが売っている薬局。

なんという愛らしい町でしょう。
僕は都市開発はせずにこの風景を残すべきだとは思いません。
むしろ、いろんなことを考えたら都市開発を進めて、より住みやすい町にして経済を潤していくべきだと思います。
とってもお金がない東久留米。
それなのに30年前とほとんど変わらない東久留米が可愛くて仕方ありません。
いつまでもこの風景を残しておいてとは思いませんが、東久留米らしさは変わらないでいてほしいと思います。

話は戻して、お母さんとランチです。
ご飯を食べた後、誕生日ということで近くのGUで洋服を買ってくれることになりました。
都内でもかなりの大きさのGUが東久留米にはあります。
そういう妙に巨大なお店が、急にあるのも田舎のいいところ。
お金がない若手芸人にとって服を買ってもらえるのは本当に嬉しい。
お店に入り、少し遠慮がちに服を見ていましたがお母さんは、あれも買っとこうか、これは要らないのか、と言ってたくさん買ってくれます。

ありがてえ。

お母さん、俺のことまだ小さい息子と思っているのかもしれないけど、もう29歳なんだ。
お母さんはもう結婚している歳だよ。
むしろお母さんにいろいろ買ってあげなきゃいけない歳だよ。
僕は有難い気持ちと、もっと頑張ろうという気持ちでいっぱいになりながらも、お母さんはセルフレジでお会計してくれました。
買ったものを畳んで袋に詰めている時に、別のお客さんが「すいませーん、店員さーん!」と叫んでいます。
何かあったのかな、とかすかに思いつつも店に出ようとしたところ、そのお客さんが

「ここに前の人のクレジットカードが挿しっぱなしになっていて、私気づかずにこのカードでお会計しちゃってたんですけど…。」

と、店員さんに話しています。
お母さんのクレジットカードです。
お母さんがクレジットカードをそのまま挿しっぱなしにしていたのです。
お母さんはこういうミスが多いな、と思うと同時に、僕は思いました。

うわあ、俺もこういうミスめっちゃあるな。

銀行でお金をおろして、お金を取らないまま銀行を出ちゃったことが2回。
リュックを背負って紙袋を持っていたはずが、どこかでその紙袋を置いてきちゃったことが何回も。
傘をどこかに置き忘れることがもっと何回も。
僕のこのうっかりミスは、お母さんの血を受け継いでいるのだなと、その時に思いました。

そして、店員さんが対応してくれて、無事に何ともなく店を出たときにお母さんが言いました。

「私ってこういう忘れ物しょっちゅうやるんだけど、結局戻ってくるから損してないんだよね。」

僕は思いました。

うわあ、この妙なポジティブも同じだ。

僕も何回も忘れ物落とし物をしますが、大事なものが戻ってこなかったことは一度もありません。
毎回ラッキーが巡ってきます。
この、“私って何とかなっちゃうんだよね〜観”で毎日を生きています。
お母さんもそういう人間だとは分かっていましたが、改めてそういうお母さんを見た時に、やっぱり親子だなと思いました。

帰りに美味しそうなパン屋さんを見つけて入り、お腹いっぱいなのにたくさん買って、美味しそうだから食べちゃって、お腹パンパンで苦しくなるのも親子でした。

にしても本当に、未だにお母さんにたくさん洋服を買ってもらう現状を有難いと思い、これから頑張ってたくさん両親に恩返しをしたいと思います。
今日もライブです。
一つずつ真剣に舞台に立って、積み上げていきたいと思います。

今日も一日頑張りましょう!!!