Harada's diary

はらだの日記です

青春はその時青春だと気づいていないから青春

今日も一日お疲れ様でした。

突然ですが、なぜか耳から離れない音楽ってありますよね。
妙に今日ずっとこの曲が頭から離れないっていう。
僕今日は1日ずっと岡崎体育の「トロッコに乗って」という曲が頭から離れず、ずっと流れていました。
今もずーーーと、「トロッコまわるな〜♪」と頭の中で流れています。
この曲は岡崎体育さいたまスーパーアリーナで初ワンマンをしたときに歌われた曲です。
公式でYouTubeに載っているので良かったら聴いてみてください。
ジャニーズとかがよくやる、広いライブ会場でトロッコに乗ってお客さんに手を振るあの演出の時に歌われた曲です。
妙にメロディーがキャッチーで頭から離れないんですよね。
今日知ったわけではないのに、なぜか今日ずっと流れていました。
離れなさすぎて、YouTubeで4回くらい聴いちゃいました。
その映像がめっちゃ好きなんですけど、もうそろそろ頭から離れてほしいです。

今日は、テレビ制作の専門学校の学生さんがつくる番組に出演させてもらいました。
専門学校の授業の一環として、スタジオで本格的な番組収録をします。
演者として僕たちを呼んでいただきました。
立派なセットの中様々なゲームに挑戦するという、本当のバラエティかのような環境でやらさせてもらいました。
学生さんたちはテレビ業界の仕事に就くことを目指している方ばかりで、ここで勉強しているそうです。
僕たちは今日1日だけ参加させてもらっただけですが、学生さんたちはこの日のためにたくさん準備をしてきたんだろうなというのが伺えました。
みんな緊張しながら収録に臨んでいました。

僕は、上智大学の文学部新聞学科という専攻でした。
新聞学科という珍しい学科です。
メディア系の学科で、広告だったりメディアリテラシーの勉強とかをします。
一年生の時に「テレビ番組制作」という授業があるんです。
まさにさっきの学生さんたちがやっていたようなことです。
ディレクターや音声、カメラマンに別れてみんなで考えた番組を作ります。

楽しかったなあ。

今考えたらちゃんと勉強になっていたなと思いますが、その時は楽しくて仕方ありませんでした。
自分たちで考えた番組を自分たちで撮影して編集して、みんなで鑑賞します。
ロケに行ったりとかもしました。
懐かしい。
良い大学生活だったと自信を持って言えます。
今日関わった学生さんたちもそういう気持ちで取り組んでいるんだろうな。
羨ましい。

そういえば、今日その専門学校に向かう途中で、たくさんの学校帰りの高校生とすれ違いました。
学期末で、今日はテストが終わってみんな早めに下校しているのでしょうか。
なんかみんなウキウキしながら楽しそうに帰っていたんですよね。
なんかめっちゃ羨ましくなりました。

高校生の夏休みの始まり。

そんなの最高じゃないですか。
人生で1番眩しい瞬間と言っても過言ではないです。
駅のホームで電車が来ているのに、仲良さそうな男子3人組が腕を引っ張りあって電車に乗せないという、何が面白いのかわからないくだりをやっていました。
案の定その電車は扉が閉まり、その3人組は乗らずに出発してしまいました。
でも彼らはめっちゃ楽しそうにしていました。

最高だなあ。

僕たちはもう2度と戻れません。
だって、電車をみんなで乗り過ごしたくらいで楽しめないですもん。
そんなに面白いとおもえないですもん。
でもなぜかあの頃ってそんなことでめっちゃ楽しかったんですよね。
今から戻りたいとは思えません。
でもあの時のあの瞬間はかけがえのない日々だったんだなと、今になって思います。

そう、今になって思うんですよね。
高校生の当時、どっかのおじさんに、「高校生なんて1番楽しい時期なんだからな。高校生らしいことして思い出つくらないといけないぞ。」とかって言われてもピンと来ませんでした。

というか、うるさいなと思っていました。

今になってそのおじさんの言っている意味はわかります。
でも、今青春だと気づいていないのが青春じゃないですか。
高校生に直接、今が青春なんだぞっていったところで意味がありません。
だから、僕は高校生を見ていいなとは思いますが、戻りたいとは思いません。
今の方がよっぽど楽しいなと思います。
なんなら、未来の方が楽しそうと思います。
多分、そのおじさんは29歳の今の僕を見ても、「若い時期が1番楽しいんだからな。」とかって言ってくると思います。
いつになっても羨ましがる人は羨ましがるのです。

今がある意味1番若いわけです。

僕はこれから、友達と電車を乗り過ごすことよりも楽しいことをたくさんしたいです。

明日はライブです。
明日のライブが終わったら明後日はキングオブコント
悔いのないように明日を使いたいです。

ということで、おやすみなさい。