朝から照れ臭い父の日

おはようございます！

最近8時起きを目指して1週間くらい経っていますが、なかなか達成できずにいます。
いつも10時くらいに起きてしまうので今日は9時に起きることにしました。
段階をつけて8時起きまでもっていこうという作戦です。

最初からこうすれば良かったのに。

しっかり9時に起きれました。
本当に最初からこうすれば良かったのに。
早寝はだいぶ習慣になってきたので、早寝早起き化計画もあと少し。
コーヒーを淹れて今この日記を書いています。

今日は父の日ですね。
僕はお父さんに、スタバのマグカップとコーヒーを昨日のうちに買っておいたので、今日の朝渡すことにしました。
コーヒーってこういう贈り物の時にちょうどいい。
僕はお父さんとは、普段あんまり喋りません。
別に仲が悪い訳ではないけれど、なんとなく恥ずかしいというのか。
親子関係ってそのくらいのものですよね。
お母さんとはいろんな話をするのですが、お父さんとは「おはよう」とか、「いってきます」とか「ただいま」とかしか言いません。
だから、こういうの渡す時すごく照れ臭いです。
お父さんに、「はい、これ。父の日。」とだけ言って渡しました。
すると、

「おう、金ないのに。悪いな。サンキュ、サンキュ。………頑張れよ。」

と言われました。
「うん。」と言って、自分の部屋に戻りました。

何この空気〜〜〜〜〜。

2人の間に照れ臭さが充満していました。
この空間には「照れ」という、大きな煙というかオーラというかで覆われていました。
僕は「頑張れよ」という一言に、何かいろんな意味が集約されているように感じました。
僕もいろんな意味を集約して、「うん」と言ったつもりです。
いや、「うん」だけじゃ何も伝わってないか。

昨日は、バイトとネタ合わせが終わって、家でドラマを観ました。
「大豆田とわ子と3人の元夫」と、「コントが始まる」です。
どちらも最終回。
もう終わっちゃったのか。
早かった。

「大豆田とわ子」は、松たか子さん演じる大豆田と、その3人の元夫を中心に繰り広げられるドラマです。
大豆田は終始、「1人でも生きていけるけど、誰かに大事にはされたい」と言っています。
よくある恋愛ドラマでは、「あなた無しでは生きていけない」とか、「君に出会えて全てが変わったんだ」とかって恋愛が人生を変えるような趣旨が多いですよね。
でも、日常って基本的に1人で生きているし、いろんな人と少しずつ関わって支え合って生きている訳じゃないですか。
誰か1人によって人生が変わる訳ではなく、好きな人は自分の日常に彩りを与えてくれる、ということを大豆田は教えてくれています。

大豆田の全てを肯定してくれるところが好きです。
大豆田のお母さんは、結婚したお父さんの他に別に好きな人がいました。
それは、風吹ジュンさん演じる女性でした。
大豆田のお母さんは、本当は好きだった人を選ばずに今の夫を選び子供までできました。
風吹ジュンさんは、

「私のことを好きだったのも事実だし、今の家族を愛していたのも事実。矛盾しているけれど、人にはいくつもの欲求があってどれも嘘じゃない。選んだ方で正解だったんだよ。」

と言います。
恋愛だけじゃありませんよね。
いろんな”やりたい“、“したい”がある人間。
どれも事実だけど、どれかを選ばなきゃいけない場面があります。
そこで悩んだり、後に後悔したりするけれど、どれも正解なんだっていうことをこのドラマは教えてくれました。

この「大豆田とわ子」の最終回は、ぼくにとって大事な大好きな回になりました。
特に好きだった言葉は、大豆田の

「私の”好き“っていうのは、その人が笑っていてくれること。あとはもう何でもいい！」

という言葉です。
究極を言えばそうですよね。
人生色んなことがあるけれど、笑っていればいいんだ。
笑ってさえいれば、誰かが自分を“好き”でいてくれるんだ。
こんなに気持ちが軽くなるドラマの最終回は初めてです。

大豆田とわ子は最高だってこと！

もう一度見直したいくらいだし、坂本裕二さん脚本のドラマをまた観たくなりました。

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